はじめまして。心理的安全性の高い職場にしたい若手OL、おもち(@omochidaihuk)です。
「自分に自信を持ちたい。」
他人と比べて自分に自信が持てない…。
皆さんはこういった感情を抱くことはありませんか?
他人と比べて自信が持てない人ほど、他者から認められたいといった、『承認欲求』が強い傾向にあります。
『承認欲求』と聞くと、多くの人がマイナスのイメージを持つかと思います。
現に、承認欲求が強い人は嫌われる傾向にあります。
しかし、承認欲求を抱くことって、必ずしも悪いことではないと思うんです。
承認欲求とは、成長しているからこそ生まれる高次の欲求であり、自分に自信をもつための原動力にもなってくれます。
今回は、私の考える「承認欲求との正しい向き合い方」について、お話ししたいと思います。
この記事では、以下の内容について知ることができます。
- 承認欲求とは決して悪い感情ではないということ
- 正しい承認欲求との向き合い方
それではいってみよう!
マズローの欲求5段階説
マズローの欲求5段階説とは、心理学者のマズローが提唱した、欲求5段階説です。
人間はだれでもなんらかの欲求をもっており、それらの欲求は下から順に、
①生理的欲求、②安全の欲求、③社会的欲求、④承認欲求、⑤自己実現の欲求
といった5段階に体系化されています。
具体例を挙げると、
①生理的欲求・・・衣食住に関する欲求
②安全の欲求・・・雇用の保証
③社会的欲求・・・良好な人間関係
④承認欲求・・・誰かから認められたい
⑤自己実現の欲求・・・能力を高めて自分の可能性を発揮したい
といった欲求があります。
欲求は下のものから充足されていき、低次元の欲求が満たされると上の欲求を満たそうとします。
また、低次元の欲求が一旦満たされると、それは動機づけの要因にはならないということです。
ただし、一番上の自己実現の欲求だけは他と違い、満たされてもさらに高い欲求が生じてきます。
自己実現の欲求は終りが無く、ある成果に到達しても、次にチャレンジしたいという欲求が生まれてくるということです。
何故、承認欲求が強い人は嫌われるのか
冒頭でもお話ししましたが、承認欲求と聞くと、多くの方がマイナスのイメージを持つかと思います。
現に、承認欲求が強い人は周囲を敵に回すことが多いです。
それでは、なぜ承認欲求が強い人は嫌われてしまうのでしょうか。
その原因としては、
- 自慢話が多い
- 相手を認めない
- 虚栄心が強く、実力が伴っていない
以上、3つの特徴が挙げられます。
それぞれ、具体例を挙げて説明していきます。
承認欲求が強い人として、今回はいぬ先輩にご協力をお願いしました!
うまく演じられるように頑張ります!
①自慢話が多い
1つ目の特徴として、『自慢話が多い』といった特徴が挙げられます。
「他人から認められたい!」という欲求が強いことから、とにかく自慢話が多いです。
酷い場合には、相手が話している最中にも関わらず、自分の話にすり替えてくることもあります。
とにかく相手の話なんて聞かず、自分の自慢話にすり替えてきます。
こんなことばかりされていたら、会話したくないと思われてしまって当然ですよね。
②相手を認めない
2つ目の特徴として、『相手を認めない』といった特徴が挙げられます。
ここで、承認欲求が強い「いぬ先輩」が、断固としておもちを認めないお話を紹介します。
クマ部長に褒められているおもちが気に入らない「いぬ先輩」。
いぬ先輩からすると、何としてでもおもちを批判して、自分の方が優れているということを再確認したい状況です。
承認欲求が強い人は、とにかく相手を褒めません。
なぜなら、相手を認める=自分に価値がない、と思い込んでしまうからです。
相手を認めない代わりに、相手を批判します。
③虚栄心が強く、実力が伴っていない
3つ目の特徴として、『虚栄心が強く、実力が伴っていない』といった特徴が挙げられます。
『虚栄心』とは、「自分を大きく見せようとするために、見栄を張る心」を意味します。
プライドが高い人とも言えますね。
自分はすごいんだぞと周囲にアピールし、承認欲求を満たそうとします。
しかし、残念ながら虚栄心が強い割には実力が伴っていないため、周囲からは厄介な人として扱われてしまいます。
また、虚栄心が強い人は、嘘をついたり、事実を誇張させる癖があることから、周囲からの信頼度も低いです。
承認欲求が強いことは悪いことではない
ここまで、承認欲求が強いことがマイナスのイメージを持たれてしまう原因についてお話してきました。
しかし、マズローの欲求5段階説でも提唱されているとおり、承認欲求が生まれることは、決して悪いことではないのです。
低次の欲求から、より高次の欲求を満たそうとしている証拠であり、成長している証だと思います。
承認欲求は悪いものではなく、向き合い方が重要なのです。
次に、私の考える『正しい承認欲求との向き合い方』について、お話しします。
正しい承認欲求との向き合い方
私は、承認欲求という感情と向き合う際、以下の3つのことに取り組んでいます。
- 承認欲求を具体化させる
- 他人と自分は異なるということを理解する
- 承認欲求を自己実現の原動力として利用する
それぞれの内容について、具体的に解説していきます。
①承認欲求を具体化させる
まず、どういった承認欲求についても、具体的に言語化させることが重要だと思います。
例えば、自分の頑張りを認めてもらいたいといった感情について、
これを具体化させてみます。
・優秀な人だと思われたい
・苦労したことに共感してもらいたい
・ちやほやされたい
なんか漠然としてるな。
そうなんです。承認欲求って、具体化させてみると漠然としてるんです。
具体化させることにより、だんだんくだらないなと思えてきて、モヤモヤした気持ちが解消されます。
②他人と自分は異なるということを理解する
次に、他人と自分は異なるということを理解し、他人と比べないことが大切です。
人間だれしも、得意なこと、不得意なことがあって、それぞれ得意な分野で努力すれば良いのです。
他人の優れている部分を見て、劣等感を感じる必要はありません。
もし、他人と比べて劣等感を感じてしまったら、自分とは得意分野が違うんだと客観視してみましょう。
③承認欲求を自己実現の原動力として利用する
最後に、私が一番大切にしている、正しい承認欲求との向き合い方とは、『自己実現の原動力』として利用することです。
『自己実現の欲求』とは、マズローの欲求5段階説の最上位に位置する欲求です。
理想の自分になるために目標を掲げ、努力して達成することで、『自己実現の欲求』が満たされます。
この『自己実現の欲求』を満たしてあげることにより、自己肯定感が高まり、自分に自信を持つことに繋がります。
また、他者を認められるようにもなります。
そこで、『自己実現の欲求』を満たすために、『承認欲求』を利用するのです。
「もっと他人から認められたい」⇒「自分を磨く」⇒「他人から褒められる」⇒「さらに自分を磨く」
といったように、他人から褒められたいという気持ちを原動力にして、自分自身を磨き上げることに繋げます。
『承認欲求』とは、使い方によっては目標を達成するためのモチベーションになるのです。
『他人に依存する承認欲求』だと、結局他人からの評価を気にしていて意味ないような気もする…
自己肯定感の高いりすさん…、そのとおり!
承認欲求のために努力することって、結局は他人の評価を意識しているので、あまり効果はないような気もしますよね。
ですが、最初から自分に厳しく、己のために努力するのって難しいと思うんです。
段階的に自己実現の欲求に近づけていくために、まずは承認欲求を利用してでも良いので、徐々に自分の能力を高めるための欲求を強くしていきましょう!
最終的には、他人の評価なんて関係なく、自分で自分を評価してあげられると良いね。
承認欲求を満たすためにSNSを利用するのもあり
私は、Twitterを通じて、同じ意識の人と繋がり、目標達成に向けて励ましてもらうことによって日々努力することができています。
重要なのは、『同じ意識の人と繋がること』です。
SNSには、様々な目標に向かって努力している人がたくさんいます。
資格取得を目指して勉強している人、筋トレで大会に出る人、ダイエットに取り組んでいる人、料理の練習をしている人、など…
また、同じような仕事をしている人とかでも良いと思います。
SNSのメリットは、利害関係のない第3者と繋がるからこそ、嫉妬といった負の感情が湧きにくいといった点があります。
また、そういったコミュニティでは、常に応援してくれる仲間がいるため、自分の頑張りが認められやすいといった良さがあります。
誰かに認められたいという承認欲求が、いつの間にか向上心へと変化しているね!
まとめ
最後に、自分に自信を持つための正しい承認欲求との向き合い方についてまとめておきます。
- 承認欲求を抱くことは悪いことではなく、成長している証
- 承認欲求と正しく向き合えば、自己実現の原動力となる
- 自己実現の欲求を満たすことで、自分に自信を持つことできる
以上です。
自分を最大限に褒めてあげて、毎日楽しく過ごしたいですね♪
日々工夫しながら、自分にとっての最善の考え方を身につけていきましょう!
以上!おしまい!